2011年01月14日

インフルエンザワクチンの3つの真実

「ワクチン打ったのにインフルエンザにかかった、どうして?ひどい!医者なんて信用できない!」

たびたび聴かされるのがそう言う言葉、冗談で言ってるのかと思ったら本気のようで。

インフルエンザワクチンがどういうものなのか、皆さんご存じないと見える。

たぶん、こういうニュースの意味もあんまりわからないよね。


インフル患者報告が倍増―12週連続で増加

医療介護CBニュース 1月14日(金)12時37分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110114-00000000-cbn-soci

 全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、1月3-9日の週は5.06で、前週の2.30から倍増したことが14日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。患者報告数の増加は12週連続。

 都道府県別では、最多の沖縄が25.90で突出しており、以下は福岡(11.53)、佐賀(11.41)、長崎(9.29)、宮城(9.15)、鹿児島(7.41)などの順=表=。
 警報レベルを超えた保健所地域は前週から2か所増の4か所、注意報レベルのみを超えた保健所地域は24か所増の35か所だった。

 また、昨年11月29日-今年1月2日の5週間に検出が報告されたインフルエンザウイルスは新型が最も多く、55.6%を占めた。このほか、A香港型が40.4%、B型が4.0%だった。


インフルエンザワクチンだけれども、以下の特徴がある。


1.流行するウイルス型の予測がはずれると効果は薄い。

 国立感染研究所などで過去のウイルスの流行パターンを見て、次のシーズンに流行りそうなワクチンの方を決めてしまう。

 ワクチンの製造には5カ月ぐらいかかるのが当たり前だから、当たるかどうかは神のみぞ知る。

 昨年の新型はまだ免疫を持つ人が少ないから今年もはやると言うのは予測されていたけれども、その前にH3N2が流行ることの確信を持っていた研究者はいないはず。


2.注射してから効果が出るまでに2週間はかかる。

 ワクチンというのは打った瞬間からスパッと効く薬ではない。

 打たれた人の免疫系を刺激して、その人の免疫系がインフルエンザワクチン感染に準備することを期待する仕組みだ。

 免疫がその準備を整えるのに2週間はかかる。


3.ワクチンを打っても感染するのは当たり前、ただし、症状が軽くなる(ことが多い)。

 ワクチンを打っても感染を完全に防げるものではない。

 ワクチンを打ったらその病気に感染しても症状が軽くなる、感染しても何の症状もない人も中にはいる、というのが正解。

 「ワクチン打ったのにかかった~、だまされた~!(>_<)」という人、騙されたんじゃなくてあなたが勘違いしていたの。


と、いうことで、受験とか面接とか結婚式とか負けられないゴルフコンペとか、大事な用事が2週間以上先に控えていて、今年のインフルエンザワクチンをまだ打ってないと言う人はぜひ接種を考えてみてください。

ちなみに今年のワクチンは打った後腫れてしばらく痛がる人が多いみたいです。

私は12月半ばに打ちましたし、クリスマスには腫れも引きました。(・_・)ノ☆(*__)



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