2010年12月29日

人類や社会というくくりでは家族の形はなんでもありだろうけど

日本という国はすごく良く整った国で、裏を返せば決まり事を外れると暮らしにくい国でもある。

日本に暮らすには日本型の社会構成、家族構成、常識や倫理観が最優先される。個人の自由はその次、というのが建前。

その封建的な仕組みが日本という国を強くしてきたんだと思う。

そしてそれは狭い国土にひしめいて過ごす上で必要な仕組みでもあり、正しいとか正しくないか論じるべきものではないと思う。

外国もそう。

外国の家族観や倫理概念はその国の歴史の中で出来上がってきたもので、われわれがとやかく言う問題ではない。

とはいうものの、やっぱりこれには驚いた(笑)。


E・ジョンさんと男性パートナーに息子誕生=米で代理母が出産

時事通信 12月29日(水)0時6分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101229-00000001-jij-ent

【ロサンゼルス28日AFP=時事】英人気歌手のエルトン・ジョンさん(63)と男性パートナーのデービッド・ファニッシュさん(48)が、米カリフォルニア州で代理母が出産した男の赤ちゃんの両親になった。USマガジン(電子版)が伝えた。
 赤ちゃんは25日に誕生。体重3500グラムで健康といい、「ザカリー」君と名付けられた。ジョンさんとファニッシュさんは声明で「この特別な瞬間を迎え、幸福と喜びに圧倒された気分。両親になれたことを誇りに思い、幸せを感じている」と表明した。
 ジョンさんとファニッシュさんは12年間の交際を経て2005年に同性婚した。ジョンさんは昨年、訪問先のウクライナの孤児院で出会った生後14カ月の男児を養子に迎えようとしたが、法律によって阻まれていた。
 ジョンさんらに息子が誕生したことについて、友人でモデル・女優のエリザベス・ハーレーさんは、「素敵な息子さんができたデービッドとエルトンを盛大に祝福します。(赤ちゃんを)抱き締めるのが待ち切れないわ」と簡易ブログ「ツイッター」につづった。


代理母の問題はいろんな立場の人のそれぞれの考え方や価値観に照らし合わせると様々なとられ方をする。

他人の赤ちゃんを産んであげるなんて、生物学的におかしいと感じる人たちの気持ちはわからないでもない。


でも、代理母を生物学的におかしいと考えるのであれば、輸血で命を救うこともまたおかしいと考えるべき。

さらに言えば、薬草を煎じて飲むなどの自然療法以外の医療もすべて生物学的におかしいと考えるべきで。

もっともっと生物学的に言えば、薬草を煎じる行為自体、人工的なものだから否定されるべきである。


極論、生物として云々をあげ連ねるのであれば、その人たちは文明を捨ててチンパンジーと同等の生活をするべきじゃないかと。

そこまでの覚悟があるとは思えず。


・・・そう言う考え方の私にしても、赤ちゃんが男同士の夫婦の子どもとして生まれてくると言うのには抵抗感があるな。

養子縁組なら問題ないと思うんだけど、それが拒否されたから代理母に産んでもらうって、なんか、変。

この子の両親としての適性がないとは思わないし、幸せになれるだろうとは思うけどね。


いつか、本当の「生物学的な両親(子宮ではなくて、精子と卵子の提供者、つまり遺伝子上の)」のことをこの子が知りたいと思った時に、どう伝えてあげるのだろうか?

匿名であっても、何人で、どの辺に住んでいて、どんな仕事をしていて、みたいなことは知りたいと思うのだけれども、それは知れるシステムなんだろうか??



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